「年が明けたと思ったら、もう1月も終わり…確定申告、何もやってない!」
そんな冷や汗をかいているフリーランスの方、あなただけではありません。
実は、多くの個人事業主がこの時期から重い腰を上げ始めています。
2026年3月16日(月)の期限まで、まだ時間はあります。しかし、「ただ闇雲に手を動かす」のと「最短ルートを知ってから動く」のでは、完了までのスピードも精神的な負担も段違いです。
そこで今回は、管理人の私がまとめた、
「今からでも間に合わせるための、2月から始める最短準備リスト」を公開します。今年は特に、インボイス制度が始まってから初めての「丸1年分」の申告となる方も多いはず...
焦らず、この記事のステップ通りに進めていきましょう!!

確定申告...この言葉を聞いただけで嫌になる方多いと思います。
残り一か月の確定申告期間を、乗り切りましょう!!
2025年分(2026年提出)のスケジュールと重要ポイント
作業を始める前に、今年のゴールラインと「絶対に落としてはいけないポイント」を確認します。

まずは、いつまでに何をすればいいかチェックするところから始めましょう!
申告期限は「3月16日(月)」
2025年分(令和7年分)の所得税の確定申告期限は、2026年3月16日(月)です。 ※本来は3月15日ですが、日曜日のため翌日が期限となります。
- 所得税: 2月16日(月)〜3月16日(月)
- 消費税: 3月31日(火)まで
【要注意】インボイス発行事業者の「消費税」
2023年10月からインボイス制度が始まりましたが、2025年分は「1月1日〜12月31日までの丸1年分」が課税対象となる初めての年です(2023年に登録した方の場合)。
もしあなたが「2割特例(売上の消費税の2割を納める制度)」を使う予定なら、申告書への記載を忘れないようにしましょう。これを忘れて「本則課税」で計算してしまうと、納税額が跳ね上がる可能性があります。

インボイスに登録していない個人事業主には関係のないことなので、気にせず続けましょう!
領収書の山を前に絶望しないための「3ステップ仕分け術」
確定申告で最も時間を食うのが「領収書の整理」です。ここで完璧を目指すと挫折します。1月からのスタートでは、「完璧さ」よりも「スピード」を重視してください。
ステップ①:月ごとに「封筒」に放り込む
まだ会計ソフトに入力していない領収書が山積みになっているなら、まずは100円ショップで封筒かクリアファイルを12枚買ってきてください。「1月」「2月」…と書き、日付を見てその中に入れていくだけ。 この段階では、勘定科目(消耗品費や交際費など)を気にする必要はありません。
まずは「いつの領収書か」だけで分けましょう。

僕はクリアファイルで日ごろから整理してたので、結構楽でした(笑)
ステップ②:デジタル明細は「印刷しない」
クレジットカードの明細やAmazonの領収書を、わざわざ印刷していませんか? 電子帳簿保存法の改正により、電子データで受け取ったものはデータのまま保存することが認められています(※要件あり)。 会計ソフトの「データ連携機能」を使えば、カード明細は自動で取り込めます。手入力の手間を極限まで減らすのが、1月から間に合わせるコツです。

マネーフォワードだと簡単に連携ができるので、おすすめです!
僕自身もマネーフォワードを愛用しています!
ステップ③:プライベート用は「見ない箱」へ
事業に関係ないレシートが混ざっていると、判断のたびに脳のメモリを消費します。「これは経費じゃない」と思ったら、即座に別の箱へ。視界から消すことで、作業効率が劇的にアップします。
会計ソフト入力を「3日」で終わらせるタイムスケジュール
ダラダラやると1ヶ月かかりますが、集中すれば3日で終わります。以下のスケジュールを確保してください。
- 【1日目】連携データの確認と「自動登録」
- 銀行口座やクレジットカードを会計ソフトと同期します。
- 「通信費」「水道光熱費」など、毎月決まっているものは「自動仕訳ルール」を作成し、一括登録します。これだけで作業の5割が終わります。
- 【2日目】現金領収書の入力(「鬼の入力モード」)
- ステップ①で分けた封筒の出番です。1月分から順番に、無心で入力します。
- コツは「悩まないこと」。勘定科目がわからないものは「未確定勘定」などの仮タグをつけて飛ばし、後でまとめて調べます。入力のリズムを止めないことが重要です。
- 【3日目】控除証明書の入力と最終チェック
- 生命保険料控除、ふるさと納税、iDeCoなどの証明書をお手元に。
- これらは「税金を安くするためのチケット」です。入力漏れは現金の損失と同じ。封筒の底に眠っていないか再確認を!

ここで少しでもサボると、ずるずる伸びて終わるものも終わりません。
この三日間は気合入れて頑張りましょう!
意外と見落とす?2025年分申告のチェックリスト
提出直前に「ハッ!」とならないよう、以下の項目をチェックしてください。
- ふるさと納税の申告漏れはありませんか?
- ワンストップ特例制度を使っていても、確定申告をするとその特例は無効になります。確定申告書に改めて寄付金額を記載する必要があります。「二重計上」や「記載漏れ」に注意!
- スマホ・ネット代の「家事按分」はしましたか?
- 自宅で仕事をしているフリーランスなら、家賃や通信費の一部を経費にできます。100%経費にするのではなく、使用比率(例:30%〜50%)を設定して計上しましょう。
- 「青色申告決算書」の貸借対照表は合っていますか?
- 65万円の特別控除を受けるには、複式簿記での記帳が必要です。会計ソフトを使っていれば自動作成されますが、期末の「現金残高」が実際の手持ち現金(事業用)と大きくズレていないかだけは確認しましょう。

家事按分は結構忘れがちになる方多いので、しっかり計上して節税しましょう!
提出は「e-Tax(電子申告)」一択である理由
「税務署に行って提出したほうが安心」という方もいますが、僕は断然「e-Tax」を推奨します。理由は3つ。
- 65万円控除の要件だから
- 紙で提出すると、青色申告特別控除が55万円に減額されてしまいます。この10万円の差は大きいです(所得税・住民税・国民健康保険料に影響します)。
- 添付書類が省略できる
- 生命保険料控除証明書などの原本提出を省略できる場合が多いです(※保管義務はあります)。糊付け作業から解放されましょう。
- 24時間受け付け&還付が早い
- 夜中でも提出可能。さらに、還付金がある場合、紙の提出よりも振り込みまでの期間が早い傾向にあります(通常2〜3週間程度)。
マイナンバーカードとスマホがあれば、今はカードリーダーがなくても簡単に送信できます。食わず嫌いをしている方は、今年こそチャレンジを。

e-taxにはメリットがたくさんありますが、何よりも自宅で、素早く、手続きできるのが最大の魅力です。初めての方も是非チャレンジしましょう!
まとめ:確定申告は「事業の健康診断」
「面倒くさい」と感じる確定申告ですが、見方を変えれば「昨年1年間、自分がどれだけ頑張って、どれだけ稼いだか」を可視化する貴重な機会です。
数字を整理することで、「意外と経費を使いすぎていたな」とか「来年はもう少し売上目標を上げよう」といった経営者視点を持つことができます。
1月中なら、まだ余裕を持って準備ができます。 まずは今日の夜、「領収書を封筒に分ける」という5分の作業から始めてみませんか?その小さな一歩が、3月16日のあなたを救います。

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